土井飛行士らを講師に
宇宙開発事業団「スペース・キッズ教室」が開催
1月29日に、こねっと・特別セミナー「スペース・キッズ教室」(主催 宇宙開発事業団、財日本宇宙少年団)が行われた。
講師として土井宇宙飛行士及びケビン・R・クレーゲルら一緒に搭乗したクルー6名をメイン会場のノバホール(茨城県つくば市)に迎え、福岡県・日明小学校や岐阜県・蛭川小学校、愛知県・稲西小学校などの、こねっと参加校とフェニックスで結び、質問を受け付けた。栃木県の西川中学校からの宇宙飛行士になるのに一番大事なことはという質問に、土井宇宙飛行士は「宇宙へ行くという強い夢を持つこと、そして一生懸命頑張ること」とメッセージを送った。
◇
また、1月28日に「ローランド・ハーモニー・プロジェクト」が、NTTのマルチメディア会議システム「フェニックス」で、各校をつなぎ成果発表が行われた。参加校は熊本・鹿本中学校、大阪・大手門学院小学校、新潟・大島小学校、千葉・新宿小学校、香川・牟礼中学校の5校。だんじりばやしなどの各地の民謡を生徒たちがアレンジした作品や、オリジナルに作曲した作品が発表された。
「ローランド・ハーモニー・プロジェクト」は、遠隔地同士の学校が、マルチメディア環境を通して、音楽という視点から郷土の文化や交流相手の地域文化を理解することを目的に、財ローランド芸術文化振興財団が企画し、「こねっとプラン」協賛事業として平成9年4月にスタートした。
(教育家庭新聞98年2月7日号)
_