年頭ごあいさつ 都道府県教育長

未来を生きる子供たちのために 千葉県教育委員会教育長・内藤 敏也

千葉県教育委員会教育長・内藤 敏也

本県は、「ふれる、かかわる、そしてつながる」を基本的な取組方針に掲げ、学校・家庭・地域の連携により、全体の教育力の向上を目指しています。特別支援教育については、昨年策定した「推進基本計画」と「整備計画」に基づき、県内全域で専門性の高い教育の充実を図ります。

県立高校についても現在「県立学校改革推進プラン・第4次実施プログラム」を策定中であり、県民の様々なニーズ等を踏まえた高校改革を進めて参ります。総合教育会議では「不登校」に焦点を当て、知事や教育委員の方々と協議を重ねました。専門機関や現場の先生方の意見を伺い、教育委員会と知事部局がオール千葉で連携して「不登校対策支援チーム」設置の検討や「千葉県版不登校対策指導資料集」作成等の不登校対策を進めていくこととしました。

また東京オリンピック・パラリンピックは、8競技を開催する本県にとっても千載一遇の教育機会と捉えています。現在、推進校30校において「外国の人や選手へのおもてなしについて学ぶ」等、先行的な実践を行っており、開催年には全ての公立学校に実践を広げることとしています。

今年は新学習指導要領の実施元年でもあります。子供たちが志を持ち夢に向かって果敢にチャレンジしていけるよう、千葉県一丸となって「教育立県ちば」の実現を目指します。

 

【2018年1月1日】

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