年頭ごあいさつ 全国ICT教育首長協議会

「弘前式」ICTと官民連携 青森県・弘前市長 葛西 憲之

青森県・弘前市長 葛西 憲之

弘前市では、「よくわかる授業づくり」と「どの子も共に学べる環境づくり」を目指し、平成27年度からICT活用教育の実践に取り組んでおります。特に、実物投影機、電子黒板機能付プロジェクター及び教員用タブレット型端末の「弘前式」ICT3点セットをツールとして効果的に活用する授業づくりや授業改善を進めながら、授業の焦点化や視覚化といった、「授業のユニバーサルデザイン化」に取り組んでおります。

また、平成29年度はICT機器を活用した授業に関する効果検証を進めております。ICT活用で子供たちにどのような力が身につくのかを「見える化」し、その結果から更なる効果的な活用と整備を進めることを目指しております。

さらに当市では、地方創生の取組として平成29年4月から、民間企業と協働で「次世代のひろさきICT活用教育チャレンジプロジェクト」に取り組んでおり、市内の3小学校をモデル校に指定し、児童1人につき1台のタブレット型端末とクラウド型教育システムを活用した授業の実践にチャレンジしております。

このような官民連携の取組が、新たな活用や整備のモデルとなるよう、更に推進して参ります。

 

【2018年1月1日】

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