特集:STEM人材を育成する 

小・中・高の科学教育を助成

10月15日募集開始 中谷医工計測技術振興財団

人を感知して写真を撮影するロボットはPIRセンサー(別売)を活用
最大で200万円助成する

平成28年度から科学教育振興助成を行っている(公財)中谷医工計測技術振興財団(東京)は10月15日から、小・中・高等学校での科学教育振興助成のための平成30年度の申請募集を開始する。募集は「個別助成」「プログラム助成」「意欲的な先生方を支援するプログラム助成」の全3種。
 昨年度は108件が助成を受けた。このうち帝塚山中学校高等学校(奈良県)は、生徒が教え手となって地域の児童を教えるロボット教室を開催。島根県立益田高等学校は、益田市周辺の全小学校に出前実験や「理科読を楽しむ会」を展開。助成2年目の飯塚市立図書館(福岡県)は域内小中高等学校と連携して「理科読」に挑戦している。

■個別助成=児童・生徒の科学に対する関心を高めるための授業やクラブ活動を行う小学校、中学校、高等学校及び高等専門学校(1〜3年)を単年で30万円助成

■プログラム助成=3校以上のコンソーシアムなどで企画・運営する活動を最大で100万円×2年間助成

■個別助成=児童・生徒の科学に対する関心を高めるための授業やクラブ活動を行う小学校、中学校、高等学校及び高等専門学校(1〜3年)を単年で30万円助成

■意欲的な先生方を支援するプログラム助成=理科の力を向上させるための指導法改善や、学習法の開発などに取り組む教員を最大100万円×2年間助成。教育センターからの応募も可。地域特性を活かした取組を重視。

▼応募期間=10月15日〜12月10日
▼詳細・問合せ=www.nakatani-foundation.jp/inquiry/

【2017年10月2日】

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