特集:STEM人材を育成する
総務省は9月15日、若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業に係る提案公募について、応募件数23件のうち10件を採択したと発表した。このうち本実証では多様な障害(※)での実証や障害種に応じた教材や手法の開発などを行う。富山市立芝園小学校では、プログラミングを通じた通常学級との交流や共同学習を予定。筑波技術大学と筑波大学附属視覚特別支援学校では、視覚障害のある大学生をメンターとして育成し、「視覚障害のある児童生徒がプログラミングを学ぶワークショップ活動」を推進する。
各採択団体は年内を目途に実証事業を行い、平成30年2〜3月の成果発表会で取組内容の発表を行う。(※)知的障害、肢体不自由、視覚障害、聴覚障害、病弱、発達障害、自閉症・情緒障害、言語障害
実証主体は以下。カッコ内は実証校。
▼富山県富山市・富山県教育工学研究会(富山市立芝園小学校)
▼神奈川県横浜市・愛知県清須市・合同会社デジタルポケット(横浜市立仏向小学校・清須市立西枇杷島小学校・同古城小学校・同新川小学校・同清洲東小学校)
▼奈良県奈良市・冬木学園畿央大学教育学部(奈良県立奈良養護学校)
▼沖縄県石垣市・日本福祉大学スポーツ科学部スポーツ学科(沖縄県立八重山特別支援学校・同八重山商工高校)
▼(株)エヌ・ケイ・アセント(津和野町立津和野中学校)
▼(株)エンベックスエデュケーション(東京都立石神井特別支援学校)
▼NPO法人CANVAS(東京都立光明学園)
▼科学へジャンプ・全国ネットワーク(筑波大学附属視覚特別支援学校・筑波技術大学情報システム学科)
【2017年10月2日】
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