安心ネットづくり促進協議会(JISPA)は11月7日、「多様な端末についての検討」最終報告書をまとめ、公表した。
多様な端末とは、スマホなどの携帯電話やゲーム機、タブレット端末、インターネット接続できるデジタルカメラ、音楽プレイヤー、インターネット対応テレビなど。
タブレット端末については、「携帯通信事業者から提供されている端末は、スマートフォンと同程度の青少年対策が施されているが、その他の事業者から提供されている端末は、インターネット接続全般が可能であるにもかかわらずフィルタリング等の特段の対応がされていないものも存在する」と注意を喚起している。
Android端末については、Android4・3以上のバージョンで制限機能が利用できる。
また、有料のフィルタリングソフト(iフィルター for Android、ウイルスバスターモバイルなど)によるアクセス制限ができる。
iPadについては、Apple社iOS機能制限(無料)でカメラやインストール等各種アプリの機能制限やコンテンツ利用の制限、Webへのアクセス制限などができる。
有料のフィルタリングソフト(iフィルター for iOS)による機能制限も可能。
Wi‐Fiルータについては、提供メーカーにより対応が異なるものの、フィルタリング機能を搭載した機種が提供されている。
フィルタリング機能未搭載のWi‐Fiルータについては、ルータに接続する機器においてフィルタリングや機能制限等を設定しておく必要があるとしている。
【2014年12月08日】