27年開校の市立札幌開成中等教育学校 国際バカロレア認定校めざす【札幌市】

  札幌市教育委員会は、9月20日に開いた文教委員会で、平成27年春開校予定の中高一貫校となる「市立札幌開成中等教育学校」について、「日本を支え国際社会で活躍する札幌人」の育成を目指し、国際バカロレア(IB)認定校を目指すことを明らかにした。

  国際バカロレア認定校では、卒業生に国際的に通用する大学入学資格を与え、授業を英語で行うなど、世界標準のカリキュラムが組まれていく。2013年9月現在、世界146か国に3664校の認定校があり、日本では26校が認定されている。

  市立札幌開成中等教育学校は平成23年3月に策定した「札幌市中高一貫教育校設置基本構想」に基づき、現在の札幌開成高等学校を改編・校舎を全面改築して開校。募集人数は160名(男子80名、女子80名)で、特定の教科に特化しない筆記検査で思考力・判断力・表現力の適性検査を行った後、男女別の公開抽選により入学者を決定する。

【2013年10月7日】

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