50型のTVモニタならば700倍まで拡大できる |
新学習指導要領では各教科・領域等で、体験した事や調べた事をまとめ、発表し合うなどの「言語活動」が重視されている。この活動でよく使われているアイテムがデジタルカメラだ。オリンパスは、教育現場での活用に適したデジタルカメラ「Toughシリーズ」を提供しており、今年1月に発表した「STYLUS TG‐2 Tough」は、従来カメラが苦手としていたシーンでも安心して撮影できることをコンセプトとしたモデルだ。
オリンパスの「STYLUS TG‐2 Tough」(以下、「TG‐2」)は、うっかり落としても壊れにくく、どんなシーンでも安心して使うことができるタフなカメラだ。
防塵設計により砂やホコリ、泥などに強い。防水性能も高く、水深15mでも撮影できる。
気密性が高いため砂や泥の上においても壊れず、水洗いもできるので、フィールドワークや理科など水周りの観察、美術や家庭科の実習などでも安心して使うことができる。
望遠端で1センチまで近づいて撮影すると、光学ズーム時は約7倍、超解像ズーム時は約14倍(35ミリ判換算)まで拡大して撮影できる。また、「TG‐2」液晶モニター上では、1ミリ大の被写体なら最大11ミリ、デジタルズーム時最大45ミリで観察でき、昆虫や葉脈、雪の結晶などその場で顕微鏡並の撮影が可能だ。
キウイの表面も |
また、TVモニターなどに接続して表示すれば50型サイズの場合、画質は落ちるが約700倍まで拡大でき、教室後方でも全員で観察することができる。
スロー再生機能やタブレット転送も
体育でのデジタルカメラ活用の事例が増えている。「TG‐2」のハイスピードムービー機能を使えば、身体などの動きもスローモーションで再生でき、フォームの確認や修正にも役に立つ。
PC転送はWi‐Fiカードで、タブレット端末には別売の無線LAN搭載カード「Flash air<外字>ъ」とスマホ用アプリ「Ol.Share」を使用すれば、撮影画像を転送することができる。
教員モニター15名を募集中
教育家庭新聞ではデジタルカメラ「TG‐2」の教員モニターを15名募集する。
【応募締切】8月31日
【申込方法】氏名・勤務校(小・中・高等学校・教育委員会)・機器送付先・連絡先(電話番号・メールアドレス)、想定している活用方法を記載し、教育家庭新聞「TG‐2教員モニター係」まで。
送付先〓kks@kknews.co.jp または FAX03・3864・8245
【モニター期間】9月〜12月末(モニター期間終了後は返却不要)
【内容】使用感報告とアンケート回答など。
【2013年8月5日】
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