大分県と佐伯市は、東京大学先端科学技術研究センター、(株)エデュアスと共同で、児童の学力を向上させるためのICTの活用方法の実践研究「Decoスクール」を開始する。
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デジタル教材や支援機能の活用によって、子どもそれぞれの個性や能力(デコボコ)に応じて、苦手なことを補い、優れた部分を伸ばす学校を目指す意味を込めて、今回の取り組みは「Deco(デコ)スクール」と名付けられた。
この実践研究は、国が行っている「フューチャースクール推進事業」及び「学びのイノベーション事業」などの研究結果やガイドラインなどを規範として、学校のICTを利活用した教育をより実践的に深め、学力を向上させることを目的としている。
2012年度の研究テーマは、「情報の入・出力の改善による基礎学力の向上」で、小学3年生・4年生の国語と社会の授業で、先端研が開発した読み困難を支援する電子書籍端末ソフト「Touch&Read」を利用し、読み書きが苦手な児童の基礎学力の向上を目指す。
佐伯市立佐伯東小学校と佐伯市立西浦小学校で、2012年10月1日から2015年3月31日まで実施される予定だ。
【2012年10月8日】
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