教員が授業でまず実現したいことは「教科書画面や作業内容を大きく見せて全体で共有する」こと。それを簡単に実現できる機器として「書画カメラ(実物投影機)の活用が増えている。高解像度かつ鮮明な画像で注目を集めているアバー・インフォメーションの書画カメラ「アバービジョン M70」には、授業に役立つ機能が満載だ。
192倍ズームで驚きの世界が見える
アバービジョンM70 |
直感的な操作パネル |
鮮明な撮像に定評がある同シリーズの「アバービジョン M70」は、12倍の光学ズームに、劣化が少ない独自の2倍アバーズーム、8倍のデジタルズームを搭載。最大192倍に拡大して画像が見ることができる。
小型化した500万画素の新型画像センサーを搭載。レンズにもこだわっており、新たに搭載した新開発のレンズは口径が大きく、対象をより鮮明に撮影できる。
組み込み式のLEDライトの数も増やし、暗い教室でもより明るく対象を照らすことができる。
オプションの顕微鏡アダプターを装着すると、顕微鏡に映った画像を投影することができ、クラス全員で共有できる。
また、撮像中の画面や保存してある画像に、マウスを使ってフリーハンドで線を描くことができる。画像の注目させたい部分を強調したり、注釈を加えたりすることができ、授業での活用の幅が広がる。
撮影中にも書き込みできる
表示画面を2つに分ける「画面分割」は垂直と平行に対応。画面の中に表示された小さい窓に画像を写すピクチャーインピクチャー機能も搭載。保存してある2つの画像や、保存画像と撮影画像とを並べて比較することができる。
画面上で特定の部分だけを表示するスポットライト機能や、特定の部分だけを隠すバイザー機能もある。
A3を楽にカバー フルHD出力も
最大撮影範囲は450ミリ×337ミリで、A3サイズ(420ミリ×297ミリ)を十分カバー。
固定した状態で実験などを撮像できる点が書画カメラのメリットだ。動画は1秒間に30フレーム撮影でき、なめらかな動画が撮影・再生可能。
画像出力はHD1080Pに対応。フルHDでもくっきり見える。HD720P、UXGA、XGAでの出力も可能だ。画像はカラー、モノクロ、ネガティブ、ミラー(左右反転)4形式で出力できる。
内蔵メモリには静止画が最大240枚まで(GXA)保存できるほか、動画をPCなしでダイレクトにSDカードやUSBメモリに保存できる。
アバービジョン M70
【価格】オープン
【問合せ】アバー・インフォメーション株式会社
電話03・3222・7380 http://jp.presentation.aver.com/
【2012年10月8日】
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