東京・江東区 国際理解や防災に

7校をインターネットに接続

 

 東京・江東区は今年度、小学校四校、中学校三校をインターネットに接続することを決めた。従来のアナログの電話回線をISDN回線(INSネット・)に変えて、当面一台をインターネットに接続する。

 江東区では既に、第四大島小学校が松下視聴覚教育研究財団の研究委託を受けて、南砂東小学校がNTTのこねっと・プラン参加校として、インターネットに接続されている。

 これに加え、今年度は文部省のエイズ教育推進校である水神小学校と第二亀戸中学校、防災教育推進地域事業の中心校である南陽小学校と東陽中学校、区の国際理解教育推進校の第三大島小学校と第三亀戸中学校、それにコンピュータ活用校の砂町小学校を順次接続。各学校の研究の視点を盛り込み、インターネットの活用を研究する。

 区内の小学校数は四十八、中学校二十三校。パソコンは小学校に一校当たり約十三台、中学校に一校当たり二十台が導入されている。インターネットへの接続は今後、拡大していく予定。