日常生活の中で何気なく見ている「色」は、私たちの生活全般に深く関わるものだ。人間の受ける情報のうち、80%は視覚から受けている。そのうち「色」から受ける印象は思いのほか大きい。
「色」の効果を生活の中でもっと活用して欲しいということから、NPO法人日本カラーコーディネーター協会(J‐color)は「色彩活用ライフケアカラー検定」と「色彩活用パーソナルカラー検定」2種類の検定を提供している。
実生活にも社会福祉にも
色彩活用ライフケアカラー検定では、目的・用途に合わせた空間作りを演出する色や、食事をより美味しく見せる色、ユニバーサルデザインに役立つ色など、生活の中で「色」を役立てる知識を身につけられることから、食・住・福祉などの幅広い学校で学ばれている。学校現場では、子どもの意欲や集中力を増す学校環境作りに生かすこともできる。
自己表現やキャリア教育に
色彩活用パーソナルカラー検定は、自分に似合う色の見つけ方や配色のルールなど、色彩について総合的に学ぶことができる。自分の良さを見つめなおすきっかけにもなり、就職活動や自己PR、キャリア教育などに生かすことができる。また、色が相手に与えるイメージ、色の効果、色彩活用に関わる提案に関する知識など身につけることにより商品企画、マーチャンダイジング、空間プロデュースなどに活かすこともできる。
美容、フラワー、ブライダル関係の学校でも注目されており、検定対策を行う学校も増えてきている。
【次回予定】7月25日【申込】5月1日〜6月30日
【開催地】東京・大阪・北海道・静岡(団体・学校を会場とする団体受験も可)
【連絡先】J‐color Tel=03・3463・8566
http://www.j-color.or.jp/
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【2010年4月3日号】
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