将来美術やアートに携わりたい学生に
美術の知識・教養を高め、鑑賞力を養いながら「積極的にアートに関わる人材」を育成するプログラムとして、平成19年より「美術検定」が実施されている。
美術検定では、美術の知識を養うとともに物事を多角的に見て、検証し、考える力をトレーニングすることもできる。
美術検定取得者は、アートイベントのサポーター、美術館ボランティア、美術館をサポートするNPOを設立するなど、美術の感動を伝え広げるサポーターとして活躍している。
美術検定の資格取得や学習は美術・芸術・工芸・歴史・文化、関係の学部を志望している生徒や、将来、学芸員や教員、デザイン業界、観光業界、美容業界などに就職したい生徒にも、役に立つ。
合格者向けメールマガジンなど、受検後のフォローも充実しており、検定に対応した公式テキスト、過去問題集なども販売されている。
美術科や社会科の授業にも役立つ
平成21年に行われた第3回「美術検定」は、約4千人が挑戦。昨年度は10代の受検者が平成20年より1・5倍近く増加した。美術科や社会科の教員受検者も多く、検定をきっかけに鑑賞活動や授業での可能性を広げることにも役立っている。
第4回目となる「美術検定」は11月7日(日)に東京、大阪、札幌、名古屋、福岡の5会場で行われる。
【申込】8月2日〜9月29日*ペア・団体割引も開始
【連絡先】「美術検定」実行委員会事務局Tel=03・3234・0558 URL
http://www.bijutsukentei.jp/
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【2010年4月3日号】
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