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TOP教育マルチメディア「検定」活用 記事 
教育マルチメディア


 子どものモチベーションアップや学力定着の目安にするなど、各種「検定」の学校活用や導入が広がっている。英語や国語、漢字、言語能力や理科、数学など「基礎学力定着」の目安として様々な検定を活用し、学校教育や授業、選択授業、家庭学習などの目安として子どもたちの意欲向上を図ることも可能だ。
高校や大学等入試優遇が受けられる検定、自己アピールとして威力を発揮する検定、小学生から大人まで受検できるものもあり、その目的と活用が拡がっている。

【理科学検定】
日本理科学検定協会

3級取得で履歴書に書こう

 理科離れや大学生の理数能力の低下が指摘される一方で、生命科学やIT関連先端技術分野などでの国際競争が激化し、地球環境の変化や高齢社会への対応が、一人ひとりに求められている。

 通称「理検」は、社会に有用な人材の輩出を目的として創設。理科学の最新情報を内容に反映、学校においては理科の学習指標として、企業においては幅広い理科学の知識を有した人材の採用基準として機能している。

 理検の記述問題では、自分の考えや推理した内容を言葉で表現することが必要で、PISA型学力育成の指標にもなる。6級(小学校卒業程度)〜1級(社会人)まで8段階。

【次回予定】第41回検定6月13日(申込受付4月13日〜5月19日)
【連絡先】日本理科学検定協会TEL03・5660・3293


【2009年4月4日号】

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