―参加者募集―
フィンランドの教員養成視察のねらい
民主党政権が打ち出した新しい教員養成のあり方として、大学院修士課程の修了を教員免許状の取得条件とする計画、つまり、教員養成課程6年制への移行が明らかになりました。また、教育実習も現行の2〜4週間程度のものを1年間に延長するようです。
そこでこの旅では、これからの教員養成の最前線を学ぶ実地調査を、6年制の先進国であるフィンランドで行います。PISA型読解力世界一の実績は、この教員養成6年制の導入が大きな成功要因といわれています。(地域によっては5年制もあります)
その実態を探るために、この調査旅行では、6年制の導入理由、大学院での教員養成及び学校での長期実習のあり方について、教育省、地方教育委員会、小・中・高校、教員養成系大学を訪問して具体的・実践的に学びます。
特に、全国の教職大学院及び大学院教育学研究科等の関係者の皆様のご参加をお待ちしております。
コーディネーター:早稲田大学大学院 教職研究科教授 田中 博之 先生 現地コーディネーター:フィンランドメソッドの第一人者 メルヴィ・ヴァレ 先生 |
実 施 要 項
旅行期間 |
2010年3月14日(日)〜3月21日(日) 8日間 |
費 用 手 続 き |
¥ 383,000− ●旅行費用に含まれるもの |
企 画 |
教育家庭新聞社 |
旅行実施 |
ベストワールド株式会社 |
スケジュール
日付 |
曜 |
発着地 |
時刻 |
交通機関 |
摘 要 |
食 |
2010年 3月14日 |
日 | 東京(成田)発 ヘルシンキ着 |
午前 午後 |
航空機 | 成田空港発、空路ヘルシンキへ 着後、ホテルへ(ヘルシンキ泊) |
機 |
3月15日 | 月 | ヘルシンキ滞在 | ◎ヘルシンキ大学教育学部訪問 < 午前> 〇学長・学部長等担当者からレクチャーと質疑応答 ・フィンランドの教員養成について ・ヘルシンキ大学の教員養成の特徴について ・学士、修士1年から5年まで一貫した教員養成カリキュラムの実際 ・クラス担当教員(主に小学校)の養成と教科担当教員(主に中学・高校)の養成方法 ・1年から5年まで一貫した教育実習訓練 ・スーパーバイザーの養成とメンター制度 ・研究に基礎をおく教員養成(時代のニーズに対応し指導方法を継続的に改善) < 午後> ○教職科目の講義・授業視察 ○視察後、担当者。学生などにインタビュー (ヘルシンキ泊) |
朝 | ||
3月16日 | 火 | ヘルシンキ滞在 | ◎ヘルシンキ大学教育学部附属小学校訪問 < 午前> ○附属小学校での教育実習を視察 < 午後> ○教員養成の指導教官、学生にインタビュー ◎文部科学省教育局 |
朝 | ||
3月17日 | 水 | ヘルシンキ滞在 | ◎ビヒティ市教育委員会訪問 ○教員の採用方法 ○教員実習の内容と受け入れ方法 ○教員研修について ◎ビヒティ高等学校or中学校訪問 ○メンター(教育実習の指導者)制度について ○教育実習の受け入れ、教育実習の年間実施計画について ○中学校、高校教育について (ヘルシンキ泊) |
朝 | ||
3月18日 | 木 | ヘルシンキ ↓ ユバスキュラ |
<午前> 専用バスでユバスキュラへ(260Km) ◎ユバスキュラ大学(仮)訪問 < 午後> ○ユバスキュラ大学における教員養成 (ユバスキュラ泊) |
朝 | ||
3月19日 | 金 | ユバスキュラ ↓ ヘルシンキ ヘルシンキ発 |
<午前> 教職科目の講義・授業視察 < 午後> 専用バスでヘルシンキへ 夕刻、空路フランクフルトへ (フランクフルト泊) |
朝 | ||
3月20日 | 土 | フランクフルト発 | 午後 | 航空機 | 出発まで自由行動 空路、帰国の途へ (機中泊) |
朝 機 |
3月21日 | 日 | 東京(成田)着 | 午前 | 成田空港到着後、解散 | 機 |
※この日程は平成21年11月に作成されました。航空機、訪問先等、日程は変更になる場合がございます。
フィンランドの教員養成6年制を学ぶ旅に参加ご希望の方は、
〒 住所、氏名、年齢、所属(学校/会社名)、連絡先電話番号を明記し、
件名を「フィンランドの教員養成6年制を学ぶ旅 参加希望」とし、メールにてkks@kknews.co.jpへお申込みください。
折り返し詳細資料をお送りします。
または、下記から「フィンランドの教員養成視察」の募集パンフレットをダウンロードして
印刷していただき、「参加申し込み書」に必要事項をご記入の上、FAXにてお申し込みください。
「フィンランドの教員養成視察」の募集パンフレット(PDFファイル、A3判2ページ)
申込締切
2010年2月10日(水)(定員になり次第締め切ります。人数に少し余裕がありますので、締切を延長しました)