校務文書のメディア版-教職員向け文例集

マイクロソフトが提供を開始

 

マイクロソフト社は7月17日、教職員の校務作業時間の軽減と情報リテラシーの向上を目的に、小中学校向け校務文書作成支援ツール「マイクロソフト オフィス 教職員向け文例集」の提供を開始した。同社Web上から、無償でダウンロードできるもの。
現在提供されているのは、夏休みの生活の記録(中学校)、研修会参加報告書、性的被害防止、校内研修会講師依頼、旅行届、転学届など。文例の一部を適宜変更することで、自校に合った校務文書を作成することができる。
同社では今後、新規文例(解説書含む)を隔週金曜日に順次追加。来年6月末までに500種類約700アイテムの文例を提供する予定。
内容は、研究発表会の案内、学校訪問の礼状、学校保健計画、保健だより(給食だより)・保護者あて、家庭訪問のお知らせ、各教科年間指導計画表、進路希望調査票、学級新聞、など校務の全般にわたる。フォームは、Word、Excel、PowerPoint、Access、Publisherなどで作られる。
書籍でも、こうした文例集はニーズが高く、多く売られている。今回の試みは、そのメディア版といえる。
なお、マイクロソフト製品情報提供プログラム登録者を対象とした電子メール配信サービス「e−MIPS!」も実施。電子メールのアドレスに最新文例の概要とURL情報が、他の情報と合わせ、隔週月曜日に届けられる。
http://www.microsoft.com/japan/education/

(教育家庭新聞98年8月1日号)