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出会い系サイトが性非行の温床に

          警視庁らがシンポで警告 

 磯野 莢氏

 磯野莢氏は、日本PTA全国協議会での調査や対策活動を通じて次のように語った。
 「2月に実施した調査では8〜9割の子どもが携帯を所有している。学校現場が、携帯電話の所有を禁止できる時期はあっという間に過ぎてしまった。問題は、携帯電話の使い方を親は子どものようには知らないという点であり、いかに対策を取ればよいか考えている。
 インターネット上のトラブルから子どもたちを守るために、我々でできる対策として、今年8月の全国大会でCDーROMを作り1万枚を会員に配った。ブロック大会でも配っている。
 1日でも早く、何らかの形で出会い系サイトの規制をしてほしい。交通事故対策のような総合的な対策が必要である。
 PTA内部でこうした話をすると、必ずc寝た子を起こす必要はないdといった意見が出てくるがそうではなく、c援助交際はしてはいけないdと堂々と言うべきだ」

(2002年12月7日号より)


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