【保健室のおばさん】 不登校児へ情報発信
京都・中学校 伊藤晴美先生
http://member.nifty.ne.jp/hokeoba/
ばんそうこうや、湿布など子どもが求めてやってくるものベスト10をまとめた「保健室の人気者」や、子どもたちのアンケートをまとめた「保健室ってどんなところ?」などユニークなページが多い。歯の指導をまとめたページでは指導後の子どもの感想などもまとめている。心と体の健康相談のページでは校内外から相談を受けている。
元々は本校の不登校生徒がインターネットに興味を持っていることを知り、その生徒へ保健室の情報を届けたくて作成しました。
その生徒は昨年卒業しました。その後はマスコミなどで報道される中学生の姿は真実とどこか違う、もっと彼らの素敵な側面を多くの人に知ってもらいたい。そんな思いで保健室での出来事や中学生たちとの関わりの中で日頃感じていることなどを紹介しています。
健康相談室のコーナーには性に関する質問がよく寄せられます。タブー視されがちな話題ですが、ネット上だからフリーに話せる部分もあるようです。正しい情報源がとても少ない中でネットの果たす役割は大きいと思います。直接授業への利用などはありませんが、コンピュータ学習の際には、
本校の生徒達もアクセスをしてくれています。
ネット上の情報交換の場、意見交換の場として非常に有効だと思います。しかし、メンバー数に対して実際の書き込み者は2〜3割程度というのが一般的なメーリングリストのようです。活発に書き込みされるようにするには管理者による運営上の工夫も必要だと思います。その点が難しいですね。
私的には、メールマガジンを紹介していただきたいです。発行は月1回(目標、実際には2ケ月以上開くこともあります)で、保健室での出来事や、読者からの相談、質問、意見に対するコメントなどを載せています。毎回読者から感想のメールなど反応もホームページ以上に返って来るのでみなさんが保健室や学校にどんなことを期待されているのかを知る良い機会となっています。
|