11月8日・9日、広島県広島市で「第62回全国学校給食研究協議大会」が開催され、学校における食育を推進する上で重要な役割を担う学校給食の在り方について研究協議を行い、学校給食関係者の資質の向上が図られた。(主催/文部科学省、広島県教育委員会、広島市教育委員会、全国学校給食連合会、(財)広島県学校給食会)
8日の全体会では、平成23年度の学校給食文部科学大臣表彰の表彰式が行われた。受賞者を代表して広島県呉市立吉浦小学校の中川潤二校長は、「本校では味噌汁に地元の食材を活用した元気汁を考案し、保護者の協力のもとで児童の朝食摂取率100%を目指した取り組みを進めて参りました。また、植物にふれ育て食する体験を通して命の大切さを考えさせる取り組みを進め、これらが着実に実を結び、児童の食に対する感謝の意識が高揚し、自らの健康を大切にしようとする姿勢が培われました。今後も家庭・地域と連携を強化し、この表彰にふさわしい教育を一層推進する所存です」とあいさつ。
受賞者・受賞校(調理場・団体含む)は、次の通り(敬称略)。
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【学校】宮城県・仙台市立榴岡小学校、山形県・真室川町立真室川小学校、栃木県・宇都宮市立西小学校、埼玉県・さいたま市立三橋小学校、同・伊奈町立小室小学校、東京都・杉並区立杉並第九小学校、同・日野市立平山小学校、神奈川県・厚木市立上依知小学校、富山県・富山市立萩浦小学校、山梨県・韮崎市立韮崎小学校、岐阜県・中津川市立南小学校、静岡県・三島市立北小学校、愛知県・名古屋市立吉根小学校、同・豊橋市立石巻小学校、同・稲沢市立大里中学校、京都府・京丹波町立和知小学校、大阪府・箕面市立南小学校、同・寝屋川市立成美小学校、兵庫県・篠山市立城東小学校、同・宍粟市立染河内小学校、奈良県・奈良県立西和養護学校、広島県・呉市立吉浦小学校、香川県・丸亀市立綾歌中学校、愛媛県・西条市立壬生川小学校、同・松山市立北条北中学校、福岡県・八女市立上妻小学校、同・筑前町立中牟田小学校、長崎県・諫早市立御館山小学校、熊本県・合志市立西合志中央小学校、鹿児島県・鹿児島市立田上小学校、同・霧島市立国分小学校
【共同調理場】福島県・鮫川村学校給食センター、同・西会津給食センター、群馬県・玉村町学校給食センター、長野県・中川村学校給食センター、愛知県・幸田町学校給食センター、鳥取県・南部町立西伯給食センター、岡山県・玉野市学校給食センター、香川県・多度津町学校給食共同調理場
【個人(敬称略)】青森県・山本久子、山形県・真嶋敦子、福島県・坂内幸子、埼玉県・島村幸代、千葉県・高田久子、神奈川県・永田豊子、新潟県・大矢益子、石川県・白田里美、福井県・青山幸子、滋賀県・山川佐代子、大阪府・小笠原睦、奈良県・浦辻利宏、和歌山県・大橋寿賀子、香川県・真鍋美枝子、福岡県・田中昌子、長崎県・高瀬美智子、大分県・土谷政代、鹿児島県・平田さおり
【団体】青森県・青森県学校給食パン協議会、滋賀県・財団法人滋賀県学校給食会
(実践発表・講演会は、12月19日号に掲載予定)
【2011年11月21日号】