8月18日・19日、高知県高知市にて「第52回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会」が開催され、「栄養教諭を中核とした学校における食育の推進〜ひろげよう 高知の食育 全国へ〜」を主題に、全体会及び分科会が開催される。(主催/文部科学省、高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知県市町村教育委員会連合会、(社)全国学校栄養士協議会、(財)高知県学校給食会)
同研究大会は、学校における食育の推進に向けて、児童生徒に対する食に関する指導の在り方や学校給食の充実方策について研究協議し、栄養教諭・学校栄養職員の資質の向上を図ることが目的。会場は高知県立県民文化ホールオレンジホール、高知新阪急ホテル等。
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1日目は開会式に引き続き、「学校における食育の中核を担う栄養教諭の役割」について文部科学省説明が行われ、その後、前全日本女子バレーボールチーム監督で、現アスリートネットワークの柳本晶一理事長が特別講演を行う。柳本理事長は「トップアスリートの育成と食」について講演。
また、午後からは実践発表とシンポジウムが行われ、実践発表は高知県教育委員会事務局スポーツ健康教育課の徳広千惠チーフと高知県宿毛市立宿毛小学校の土居宜加栄養教諭が「地場産物を取り入れた学校給食を活用した食育の推進」について発表する。
シンポジウムは、文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課の田中延子学校給食調査官がコーディネータを務め、「活力ある社会を創るために〜栄養教諭に期待される役割〜」について討議がなされる。
シンポジストは、厚生労働省生活習慣病対策室の河野美穂栄養・食育指導官、東京都立広尾病院小児科の原光彦部長、大阪市立大学大学院の由田克士教授、高知県香南市立野市小学校の北村加菜栄養教諭の4名が登壇する。
【2011年7月18日号】