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質の高い活動へ発展を

日本PTA全国研究大会 千葉県大会開催

森田健作・千葉県知事
森田健作・千葉県知事

 8月27日と28日の両日、「第58回日本PTA全国研究大会千葉大会」が、『花・海・房 房の国 集いあれば 実りあり』をテーマに千葉県で開催され、全国から約8000名のPTA会員が参加した。

  28日に幕張メッセで開催された全体会では、主催者である(社)日本PTA全国協議会の相川敬会長が、「PTAはこれからの少子高齢化社会について、子どもたちの教育環境をどのように作り上げるか、学校・家庭・地域と一緒に考えなくてはなりません。本研究大会において、皆様がこれからの社会について大いに語り、未来の子どもたちを支える有意義な機会となることを期待します」と述べ開会を宣言。

  来賓の文部科学省・高井美穂政務官は、「このように多くの方が集まり、子どもの未来やPTA活動のあり方について研究協議することは大変意義深いことであります。本大会を契機にPTA活動がさらに質の高いものに発展して行くことを強く期待しております」と祝辞を述べた。

  また、開催地である千葉県の森田健作知事は自分の子育て体験を披露しながら、「子どもを怒るときには、自分の中学生の頃に自分を戻してみると、子どもたちを教える大きなヒントが浮かんでくると私は思います。子どもたちは私たちの大切な宝です。この日本にとっても大事な宝です。皆さん、一緒に頑張りましょう」とあいさつ。
10の分科会で研究討議が行われ、全体会で大会宣言を決議して閉幕した。

【2010年9月18日号】