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小学校で環境授業

ヘンケル「Prittスティックのり」40周年を記念して

カロリーナさんが授業
ドイツ出身のカロリーナさんが授業

 化粧品・接着剤等を扱うドイツのメーカー「ヘンケル」の日本法人ヘンケルジャパン(株)は、「プリットスティックのり」発売40周年を記念し、一昨年から実施している小学校向けのサンプリングと合わせて、3校へのエコプログラムを実施。

  7月14日は、神奈川県横浜市の森村学園初等部の2年生に、同社のカロリーナ・グルンシュロス(ドイツ出身/経営学博士)さんが環境に関する授業を行った。

  まずは世界地図を広げ、ドイツの基本知識を学び、続いて国民の環境問題に対する意識が紹介された。同国における第二次世界大戦後の産業化は、同時に環境破壊にもつながり、それを機に、徹底したリサイクルを始めた。

植樹用の木が贈られた

  「ドイツにはコンビニがありません。買い物袋は有料で、家庭ごみを捨てる時は1コンテナ5ユーロ(約600円)で引き取ってもらいます」と説明すると、児童からは「なんで?」と疑問があがり、「ごみを作らない環境づくりを目指しています」と説明する。「Pritt」も、100%植物由来成分で作られ、容器はリサイクルされているのだという。

  最後に、カロリーナさんは児童と共に、家庭や学校から出るごみを、もやせるごみ・もやせないごみ・資源ごみ・粗大ごみのどれに分別できるのか考えていった。

  サンプリングは、「Pritt」とレターセットを合わせて小学校に送るもので、今年は首都圏約150校へ。同校も昨年から応募しており、2年生が2学期の総合的な学習の時間の中で、レターセットを使い校内の友達などに手紙を書く授業を行っている。




【2010年8月21日号】