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教科書だけでは学べない 感性を育む旅へ

修学旅行専用電車出発式(関東地区公立中学校修学旅行委員会)

修学旅行専用電車出発式
習志野市立第五中の倉場さんがあいさつ

 5月7日、関東地区公立中学校修学旅行委員会(関修委)の修学旅行専用電車の出発式が、東京駅の東海道新幹線ホームで実施され、7時47分発の専用列車に乗車する千葉県8校のうち、東京駅から乗車する5校が出発式に臨んだ。

  開会式では、千葉県修学旅行委員会委員長で千葉市立土気中学校の石橋一秀校長が、「感性を育む修学旅行を通して、生きる力を身につけ無事修学旅行を終えてください」と送り出した。
それを受け、習志野市立第五中学校の倉場可織さんは、「平城京遷都1400年の年に、修学旅行第1号となれて光栄です。教科書に書かれないことを学び取って来たいと思います」とあいさつし、柏市立逆井中学校他3校の生徒代表から東海旅客鉄道(株)関係者へ花束を贈呈。

  東海旅客鉄道(株)・東京駅の小出龍三駅長は「我々は快適で安全な運行を守ります。たくさんのお土産と思い出を持って、元気な姿を東京駅に見せてください」と見送った。
今年度関修委が行う連合体輸送は、関西方面に739校、東北方面に12校となっており、7月10日まで実施される。

 



【2010年5月15日号】