●教育機関のセキュリティ強化に ファイル自動暗号化ソリューション発売 (2017年11月27日)
昨今、情報セキュリティをめぐっては標的型攻撃などのサイバー攻撃が高度化・巧妙化しており、教育機関においてもサイバー攻撃に対する備えが強く求められています。文部科学省より公表された「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」では、インターネット接続を前提とする校務外部接続系サーバ及び額集計サーバに保管する情報のファイル自動暗号化による安全管理措置の必要性が謳われています。
チエル株式会社では、SHIELDEX株式会社が提供する、ファイル自動暗号化ソリューション『SHIELDEX EnCrypto(シールデックス エンクリプト)』を2017年12月7日より販売を開始します。このサービスは「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に応じた製品として、ファイル自動暗号化及び複合化をはじめ、ファイル利用の権限制限・管理などの機能によって、安全・安心な校務文書の運用ができるようになります。
自動暗号化の機能としては、よく学校で使われるMicrosoft Officeのファイル、PDF、一太郎文書、イメージなどを保存した瞬間に自動暗号化、開く時に自動複合化ができます。また、特定のフォルダを監視し、暗号化対象のフォルダに移動したファイルを自動暗号化することもできます。拡張子が変わらず、アイコンに鍵マークがつくだけなので、学校では暗号化されていることを気にせずに利用できます。
暗号化するファイルには、閲覧、透かし印刷、編集、介助(複合化)、ファイルの有効期間、ファイルの自動破棄などの様々な権限をユーザー・グループごとに制御できます。例えば、閲覧後に自動削除される「自動削除ファイル」を作成することや、印刷が必要な君津ファイルに印刷の透かし設定をするなどの、情報漏洩対策を図ることができます。
暗号化ファイルの生成、閲覧、編集、印刷、持ち出し、複合化などを「「いつ」「誰が」「どのような」アクセスを行ったかの操作履歴や開封履歴も確認できることから、不正に持ち出された重要なファイルの利用状況もしっかり管理・把握できます。
情報を扱うにあたって、気を付けなければならないこと、守るべきルールがあったとしても、煩雑であったりうっかりしたり、とそれを完璧に励行するのは難しいことですが、こうしたサービスを使えば、なにも意識しないで安全に普段通りの業務を行えるでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2017年11月27日 14:08