●「手書き」の情報を書画カメラで共有できる」マルチコミュニケーションボード」 (2017年11月20日)
株式会社エルモ社は、2017年11月15日より、企業や塾、個人宅、学校や教育機関向けに4K書画カメラMX-1専用コミュニケーションツール「マルチコミュニケーションボード」を発売しました。
「マルチコミュニケーションボード」は縦288mm・横390mm、B4よりやや大きいサイズで、直接水性ペンでボード上に書き込むことができます。それを4K書画カメラMX-1で投影すると、瞬時に手書きした情報をMX-1に接続したパソコンや大型モニター等へ表示し、参加者全員で共有することができます。大きなホワイトボードなどがなくても、遠隔地でも手書き情報を共有してディスカッションも可能になります。
昨今、学校教育では遠隔合同授業の実践や、塾・大学でのe-Learningなど、「場所」や「時間」にとらわれない学習方法が進んでいます。また企業では国が掲げる「働き方改革の実現」に伴い、在宅勤務、在宅ワーク、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務など働き方の多様化が進んでおり、いつでも、どこでも、誰とでもつながるIoT時代において、情報通信機器の導入が加速化しています。
一方で、情報通信機器を介して情報共有する際にメール文やチャット、電話、添付ファイルだけでは一方的な情報伝達となり、コミュニケーションの低下や意思の伝達不足等が発生するのではとの根強い不安も発生しています。
円滑なコミュニケーションを図るためには情報通信機器の性能を利用した情報配信だけでなく、重要なのはその場のディスカッションで伝えたいことを具体的に「手書きする」こと、「手書き」によってディスカッション時の思考が可視化され、自分の考えや相手の考えが明確になり、効率的に情報を共有することができるようになります。
書画カメラとマルチコミュニケーションボードすなわち、情報通信と手書きを合わせることで学び方、働き方を変えることができるのではないでしょうか。コンパクトで持ち運びにも適しており、さまざまな場所で活躍できそうですね。
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投稿者 kksblog : 2017年11月20日 22:08