●サイバー大学、2018年春学期より「AIテクノロジープログラム」を新設 (2017年11月01日)
ソフトバンクグループ株式会社が設立した、全ての授業をインターネットで行うサイバー大学は、2018年度春学期から、AI(人工知能)のアプリケーション開発やAIを用いた様々な課題解決について学ぶことが出来る「AIテクノロジープログラム」を、IT総合学部に新設します。
AIやビッグデータ、IoTといった第4次産業革命を代表する先端IT技術の活用により、今後従来型のホワイトカラーの仕事が省人化され、大きく減少していくことが予想されています。一方で、これら先端IT技術分野を担う人材に対するニーズが大きく拡大していくことが考えられますが、現時点で2020年には「先端IT人材」の不足が役4.8万人にまで拡大するという推計結果が示されています。サイバー大学では、第4次産業革命の社会に適応し貢献できる人材の育成を目指し、プログラムの新設を決定しました。
「AIテクノロジープログラム」は、AI人材に必要な知識・スキルを学習するプログラムです。コンピュータサイエンスや数学の基礎をベースに、AIの各種手法や理論、AIを具現化するビジネス課題にAIを適用する力などを身につけることができます。
なおIT総合学部では、テクノロジーとビジネスの両面を教えることを基本コンセプトにした「ビジネスコース」と「テクノロジーコース」、「ITコミュニケーションコース」の3つのコースを設置しています。「AIテクノロジープログラム」は、「テクノロジープログラム」内に設けている、「ネットワークプログラム」「セキュリティプログラム」「ソフトウェアプログラム」に続く、4つめのプログラムです。
「AIテクノロジープログラム」の新設に関連する科目として、「AI【人工知能】入門」「Pythonプログラミング演習」を2017年秋学期に新規開講しました。また、2018年秋学期以降には「AIアルゴリズム基礎(仮)」「AIプログラミング(仮)」などの関連科目開講を予定しています。
AIによって人間の仕事が減ってしまうかもしれない、という未来展望を見聞きすることがありますが、AIも人の手で生みだされたものである以上、開発・管理・運用する人材が必要であるということです。これからの仕事の姿が変わっていくかもしれない、そんなことを考えさせられますね。
サイバー大学IT総合学部に「AIテクノロジープログラム」を新設〜第4次産業革命社会に適応し貢献するAI人材の育成を目指す〜
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投稿者 kksblog : 2017年11月01日 17:18