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カスペルスキーと静岡大学が中学生対象のセキュリティ啓発教材を提供 (2017年10月25日)

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情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキーと静岡大学が、主に中学生を対象としたセキュリティ啓発教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう」の無償ダウンロード提供を開始しました。

中学生のスマートフォン利用率は増加の一途を辿っていますが、教育現場ではなかなか怪しいWebサイトに気をつける以上の指導は難しく、具体的な見極める方法までの指導には至っていません。怪しいアプリをどのように判断するかも、子どもたちにとって身近な問題となっていることから、怪しいWebサイトやアプリについて子どもたちが考え、判断できることを目的とした啓発教材を開発しました。

「ネットの『あやしい』を見きわめよう」では、学校の1コマの授業で実施できるように教材一式が用意されています。生徒が使う各カードの表面には、インターネット利用時に身近で起こり得る状況が記載され、裏面にはその具体的なスマートフォン画面が提示されています。生徒はその画面内容が怪しいか怪しくないかを判断し、グループでディスカッションをします。教員は説明スライドに沿って、カードごとに具体的に記載された気を付けるべきポイントを説明しながら答え合わせをします。また、ワークシートには個人情報が流出した場合にどのようなトラブルが起きるかを考えさせる項目があり、生徒は授業を通してインターネットを安全に利用するための判断力を身に付けることができます。さらに、目で見て判断できる怪しさには限界があり、目に見えない怪しさに対してはOSを常に最新の状態にすることや、セキュリティ対策ソフトを利用する重要性も学べるようになっています。

実施時間は、1コマの授業である約50分。教材は、生徒用にカード(1組5枚、アプリ編とネット編の2セット)、ワークシート、カード台紙、教員用に教材指導案、説明スライドが用意されています。

具体的な教材で、子どもたちが目に見える怪しいサイトやアプリを見抜く力、目に見えない怪しいことに対しての対処法を身につけることが望まれますね。


カスペルスキーと静岡大学の共同プロジェクトによる、カード形式の情報セキュリティ啓発教材を無償提供開始



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投稿者 kksblog : 2017年10月25日 15:34


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