●「教育改革に関するアンケート」結果 (2017年10月06日)
インターネットを使ったe-ラーニング動画サービスなどを展開する㈱イー・ラーニング研究所(大阪)は、子供のいる20~50代の親を対象に「2020年の教育改革に関するアンケート」を実施した。
ほとんどの親が教育改革の実施を知り、それに賛成している一方、具体的な対策をしている親がまだ少ないことがわかる。今後取り組みたいことでは、プログラミングと英語教育への注目が高まっているようだ。
「平成32年に教育改革が実施されることを知っていますか」という質問には、「はい」が90%、「いいえ」が10%で、ほとんどの親が実施について知っていることがうかがえる。「教育改革では具体的にどのような変更が予定されるか知っていますか」(複数回答)では、「センター試験が廃止され、新たな試験が導入される」が217で最多。「小学校でプログラミングが必修化される」(195)、「小学3年生で英語が必修化される」(139)が続いた。
「2020年に教育改革に向けて、具体的に対策をしていますか」には、「はい」が19%、「いいえ」が81%で「いいえ」が大きく上回った。対策がまだ進んでいない現状がうかがえる。「はい」と答えた人に「具体的に何に取り組んでいますか」(複数回答)を聞いたところ、「英語・英会話スクール」(22)が最多で2位「学習塾」(16)、3位音楽系(10)だった。
また、「今後取り組むとしたら、具体的に学校以外で何に取り組みたいですか」(複数回答)は、1位が「プログラミング」(167)、2位が「英語・英会話スクール」(164)となり、プログラミングと英語教育に注目が高まっているようだ。
「2020年に教育改革がなぜ実施されるか知っていますか」には、「はい」が70%、「いいえ」が30%。「2020年の教育改革に賛成ですか」という質問では、「はい」が97%、「いいえ」が3%と賛成がほとんど。子供を持つ親は改革を前向きに捉えているようだ。
【注】㈱イー・ラーニング研究所調べ。9月4~22日に、子供のいる20~50代の親267名を対象に実施。
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投稿者 kksblog : 2017年10月06日 12:03