●NPO法人への学習管理ツール無償提供で、教育格差の解消を目指す (2017年10月31日)
スタディプラス株式会社、同社が提供する教育事業者向け学習管理ツール「Studyplus for School」を教育格差とはじめとした社会課題解決に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)へ無償提供するプログラムをスタートしました。
その第一弾として、相対的貧困状態(所得の中央値の半分を下回っている状態)にある子どもたち向けに、都内を中心に無料学習会を運営しているNPO法人キッズドアへ、生徒と講師のコミュニケーション活性化や、自宅学習の支援を目的に無償提供を開始します。
キッズドアでは、1,000名を超える子どもに無料学習会を提供し、社会人や学生のボランティアスタッフによる学習支援が行われています。しかし支援体制を構築するだけのリソースが不十分なこともあり、学習会の開催は週1回〜隔週1回程度にとどまります。家庭の事情などで生徒が欠席することにより支援の頻度が月1回となる場合もあり、学習会のみでは充分な支援を届けることが困難な状況でした。
この度のStudyplus for School導入により、これまで対面でしか把握が難しかった日々の学習記録を、子どもたちが学習会に来ていない日も含めてオンラインで把握できるようになります。また、学習計画を立てて生徒に共有する「プランニング機能」や、生徒の学習記録に対してコメントできる「フィードバック機能」、スタッフ間で生徒の学習状況や面談履歴が共有できる「カルテ機能」などの昨日により、生徒の家庭学習のサポート、スタッフ間での情報共有ができるようになります。
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昨今、日本では約280万人の子どもたちが相対的貧困状態にあると言われており、親の経済力による教育格差の拡がりは社会問題となっています。また学歴と貧困の関連性の強さも指摘されており、教育環境による貧困の連鎖も問題視されています。スタディプラスでは、今後も経済格差による教育格差の改善を目指し、NPO法人へのStudyplus for Schoolの無償提供、及び課題解決支援を積極的に進めていくということです。
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投稿者 kksblog : 2017年10月31日 16:43