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平成29年版『諸外国の教育統計』を公表~文部科学省 (2017年10月02日)

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文部科学省が、平成29年版『諸外国の教育統計』を公表しました。

「教育指標の国際比較」の後継資料として、日本、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、中国の教育状況を統計データによってまとめたものです。

私立学校の割合をみると、就学前教育は、「日本」73.9%、「アメリカ」30.8%、「イギリス」(初等中等学校も含む)6.0%、「フランス」12.3%、「ドイツ」65.2%、「中国」52.5%、「韓国」79.2%。日本は韓国についで多いことがわかりました。

小学校は、「日本」1.2%、「アメリカ」10.4%、「イギリス」(就学前教育も含む)6.0%、「フランス」14.1%、「ドイツ」3.4%、「中国」7.1%、「韓国」1.5%。中学校は、「日本」7.2%、「アメリカ」8.1%、「イギリス」(就学前教育も含む)6.0%、「フランス」21.5%、「ドイツ」9.7%、「中国」11.1%、「韓国」17.5%で、私立小・中学校の割合は日本がもっとも低くなっています。

大学や大学院、短期大学などの高等教育では、「日本」74.5%、「アメリカ」27.6%、「イギリス」0.1%未満、「ドイツ」6.7%、「中国」23.0%、「韓国」80.3%。日本は韓国についで2番目に高くなっています。なお、フランスの「私立大学」は学位授与権が認められていません。

高等教育在学者の人口千人あたりの人数は、「日本」(2016年の大学・短大等在学者)が23.4人、「アメリカ」(2013年のフルタイム在学者)が39.8人、「イギリス」(2014年のフルタイム在学者)が27.7人、「フランス」(2014年)が37.3人、「ドイツ」(2014年)が33.2人、中国(2014年の全日制高等教育機関在学者)が20.0人、韓国(2015年の大学・専門大学等在学者)が63.8人です。韓国がもっとも高く、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、日本、中国と続いています。

ほかにも学校系統図や大学の学生納付金、政府機関等奨学金などを紹介し、各国と比較できます。
日本の大学の学生納付金を見ると、平成28年の国立大学(学部)初年度学生納付金額は81万7,800円、公立大学は93万1,235円、私立大学の平成26年の初年度学生納付金額平均は131万1,644円でした。諸外国の教育制度と比較研究することで、日本の教育制度の改革が進むといいですね。


「諸外国の教育統計」平成29(2017)年版 | 文部科学省



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投稿者 kksblog : 2017年10月02日 12:26


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