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全国学力・学習状況調査の調査結果による分析~国立教育政策研究所 (2017年09月23日)

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国立教育政策研究所が、ホームページに『平成29年度全国学力・学習状況調査の調査結果を踏まえた学習指導の改善・充実に向けた説明会の説明資料等』を掲載しました。

本年4月に小学6年生と中学3年生を対象に、国語、算数・数学および質問紙調査を行ったものです。

教科に関する調査結果
●小学校
(国語)
・ことわざの意味や、漢字の読みについては、相当数の児童ができている。
・目的や意図に応じて、場に応じた適切な言葉遣いで話したり、必要な事柄を整理して書いたりすることに課題がある。また、具体的な叙述を基に理由を明確にして、自分の考えをまとめることにも課題がある。
(算数)
・二つの数量の関係や、小数の乗法の計算における乗法の性質の理解については、相当数の児童ができている。
・二次元表の理解や、基準量・比較量・割合の関係を的確に捉え、判断理由を数学的に表現することに課題がある。

●中学校
(国語)
・漢字の読みや、目的に応じて資料を効果的に活用して話すことについては、相当数の生徒ができている。
・事象や行為などを表す多様な語句について理解することに課題がある。
・伝えたい事実や事柄について、根拠として取り上げる内容が適切かどうかを吟味する点に、依然として課題がある。

(数学)
・ある数量を正の数と負の数で表すことの理解、簡単な一元一次方程式を解くことは、相当数の生徒ができている。
・数学Aの一部の問題において、改善の傾向がみられる。
・扇形の孤の長さを求めること、関数の意味や範囲の意味の理解に課題がある。また、各種事象を数学的に説明することにも課題がある。

児童生徒は、授業で、自分の考えが鵜なく伝わるよう、資料や文章、話の組立てなどを工夫して、発言や発表をしているかといった主体的・対話的で深い学びの視点については、平成28年度より高い傾向に。児童生徒の自己肯定感については、高い児童生徒ほど、平均正答率も高い傾向でした。部活動については、1日当たり、1時間以上、2時間より少ない時間、部活動をしている生徒の平均正答率が最も高い状況にあることがわかりました。

調査結果から、さらな学習指導の改善および充実につながることが望まれます。


平成29年度全国学力・学習状況調査の結果 | 国立教育政策研究所



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投稿者 kksblog : 2017年09月23日 11:04


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