●この町あの町を元気にしたい!「地方創生☆製作アイデアコンテスト2017」 (2017年09月22日)
内閣府の地方創生推進室では「地方創生☆政策アイデアコンテスト2017」を開催し、地域経済部席システム(RESAS:リーサス)を活用して、暮らしている、または縁のある地域を元気にするアイデアを募集しています。
RESASは、地域経済に関する様々な官民のビッグデータ(産業、人口、観光、農業など)を分かりやすく「見える(可視化)」し、地方自治体などによる様々な取り組みを情報面・データ面から支援するため、2015年4月より国が提供しているシステムです。例えば人の流れ、特定の地域において中心となっている産業などが視覚的に分かりやすく見られるようになっており、地域の活性化に関心を持つ様々な分野の人たちに広く活用されています。
アイデアコンテストは高校生・中学生以下の部、大学生以上一般の部の2部門があり、それぞれの部門で審査が行われ、地方創生担当大臣賞・優秀賞が各部門1点ずつ選ばれます。募集期間は9月1日(金)から10月25日(水)まで、アイデアをWord、Excel、PowerPoint、PDFのいずれかのファイル形式で20ページ以内(9MB以下)にまとめ、応募フォームから応募します。
政策アイデア、と言われてもすぐにはピンと来ないかもしれませんね。サイトに紹介されている一例としては、「地元の地域経済を○○産業で元気にする」「地域への移住者を○○で増やす」「地域に新たな○○産業を生みだす」「○○で地域の住環境を改善し、人口減少・少子高齢化を解決する」などが挙げられています。また、昨年度のコンテストサイトには昨年度のファイナリストのプレゼンテーション資料や動画があるので、参考にすることができます。
応募するアイデアには、「RESASによる分析」「分析に基づき、考えられる施策アイデア(解決策の提示)」を入れる必要があります。その中で、RESASを充分に活用しているか、必要なデータや情報を利用しているか、地域の現状や課題を充分に捉えているか、独自の考えを盛り込んでいるか、現実的で前向きな提案となっているか、といったことが審査の基準となります。
政策、というと難しくて自分には無理、関係ないと感じてしまいそうですが、自分の暮らす、あるいは離れて暮らす祖父母や友だちがいる地域の問題を見つけること、調べること、そして解決策を考えること、これらは自分や周りの人たちの生活を良くすることに直結しているのです。まずは暮らしの中で「こうなったらいいな」「これが困るな」といったことを見つけてみませんか。
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投稿者 kksblog : 2017年09月22日 09:11