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夏休み明けに向けた官民連携によるいじめ防止強化キャンペーンを実施 (2017年08月25日)

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文部科学省は、『夏休み明けに向けた官民連携によるいじめ防止強化キャンペーン』を実施しています。

文部科学省では、様々な悩みに関する児童生徒からの相談に関して、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用する利点・課題等について検討を行うため、「SNSを活用したいじめ等に関する相談体制の構築に係るワーキンググループ」を開催しています。同ワーキンググループでは、事業者等の間で先進的な取組に係る情報共有がなされるとともに、活発な意見交換が行われ、この機を生かし、「夏休み明けに向けた官民連携によるいじめ防止強化キャンペーン」を実施することとなりました。

文部科学省では、長期休業前後に18歳以下の自殺が急増する傾向に鑑み、学校における早期発見に向けた取組、保護者に対する家庭における見守りの依頼、学校内外における集中的な見守り運動、ネットパトロールの強化といった取組を、学校が保護者、地域住民、関係機関等と連携の上、8月下旬から9月上旬までの期間に集中的に実施するように各都道府県教育委員会教育委員会等に依頼しています。また、いじめなど子どものSOSの相談窓口として、24時間子供SOSダイヤルを設置しています。

関係団体による取組は以下になります。

●アディッシュ株式会社
ネットパトロールによる投稿見回りを強化します。

●ダイヤルサービス株式会社
子ども110番にて、小学生から高校生を対象に、メール相談を受け付けています。8月下旬から、期間限定でLINEを利用した相談窓口を開設します。

●ストップイットジャパン株式会社
脱いじめ傍観者プログラム「私たちの選択肢」のDVD付き利用手引書を無償で提供しています。

●NPO法人 チャイルドライン支援センター
フリーダイヤルを九州ほか一部地域で、実施時間を24時まで延長します。(8月23日から9月5日)。16時~21時にチャット相談を受け付けます(8月29日から9月6日)

●日本弁護士連合会
いじめの未然防止に向けた、法教育・人権教育の一環としての「いじめ予防授業」の講師派遣を行っています。

●LINE株式会社
ある県と共同し、いじめ・自殺対策の相談窓口となるLINEアカウントのQRコードを全学校に10万以上配布します。9月からは、啓発に関する情報発信と相談業務を行う予定です。全国の小中学校及び高等学校における児童生徒や保護者、教職員を対象としたインターネットリテラシーなどの啓発を目的としたLINEワークショップなどの講演活動を行っています。

●Facebook Japan株式会社
Facebook上の「安全に利用するために」のページにおいて、青少年の安全な利用関連情報を提供していきます。9月10日の自殺防止デーに合わせて、関連コンテンツを追加するとともに、Facebook上の啓発コンテンツを周知します。

夏休み明けで不安定になりがちな子どもたちが、落ち着いた学校生活が送れるように、官民連携となってサポートできるといいですね。


夏休み明けに向けた官民連携によるいじめ防止強化キャンペーンの実施について | 文部科学省



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投稿者 kksblog : 2017年08月25日 19:30


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