●知識を高め、価値観を共有する学習ゲームアプリ「SHOW TIME!!」 (2017年07月10日)
グリー株式会社は、主力事業であるゲームの可能性を活用した社旗貢献活動の一つとして、2013年より千葉大学教育学部 藤川大祐教授と共同授業をプロデュースしています。この授業では、アイデアソン(アイデア+マラソン)での企画、ハッカソン(ハック+マラソン)での学習アプリの製作、製作した学習アプリを使った小学校での実証研究授業を通じて、ゲームの力を応用した教育を理解し、その知識を活かせる人材を育成することを目的としています。
この共同授業を通じて小学生向け家庭科学習ゲームアプリ「SHOW TIME!!」を企画・開発し、7月5日(水)より配信開始しました。iOS7.0以上に対応しており、iPad、iPhoneで使うことができます。
「SHOW TIME!!」は小学校6年生の家庭科、被服分野の知識獲得と多様な価値観の需要が狙いの学習ゲームアプリです。2人で1つの端末を使い、協力して被服にまつわるクイズを解き、衣類をアバターに着用させます。クイズの正答率が高いと選択可能な福の数が増え、コーディネートの幅が拡がります。できあがったコーディネートはクラス内で共有でき、児童同士でお互いのコーディネートについて「いいね!」などのリアクションを行って、互いの価値観の共有や意見交換をすることも可能です。
小学校では、授業振興において児童の能力差による弊害が起きていると言われています。授業の内容・振興を一定レベルに合わせるため、効果的かつ公平な学習につながらない恐れがあります。2016年度の共同授業において、そうした学習現場における課題の解決につながるような「能力差があるチームにおける協働作業をうながす社会科_家庭科のアプリ」をテーマに4つのゲームが製作されました。
これらについて、教員およびグリーの役員が「協働性」「ゲーム性」「学習効果」など5つの軸で評価を行い、最も点数が高く、対象を受賞した作品が「SHOW TIME!!」です。絵も可愛すぎず男子も抵抗なくプレイできそうです。自分の感性とは違う、友だちのコーディネートを見て、服飾に興味を持つ子もいるでしょう。今後、どんなゲームがリリースされるか楽しみですね。
« 平成29年度「地域情報化アドバイザー」派遣申請の受付が始まっています | トップページへ 学校給食における国産食材の使用割合は75.2%~文部科学省 »
最新記事一覧
- セキュリティ強化の新ソリューション提供開始(2017年11月07日)
- 「るるぶ わくわく旅すごろく」「るるぶ 都道府県いちばんかるた」「るるぶ 国旗と世界のかるた」が同時発売!
- 学校給食の現状と課題を把握するための調査を実施~文部科学省(2017年11月06日)
- 小学校向け英語指導アプリ「SWITCH ON! for Tablet」が発売されます(2017年11月01日)
- サイバー大学、2018年春学期より「AIテクノロジープログラム」を新設
- 第五峡田小で「花育授業」実施
- NPO法人への学習管理ツール無償提供で、教育格差の解消を目指す(2017年10月31日)
- 第9回火の用心川柳コンテスト(モリタHD主催)~1月10日まで作品を募集(2017年10月27日)
- 高校生対象の英語エッセイコンテスト「第9回 IIBCエッセイコンテスト」の受賞者が決定しました(2017年10月26日)
- カスペルスキーと静岡大学が中学生対象のセキュリティ啓発教材を提供(2017年10月25日)
- 情報セキュリティ教材プレゼント!
- 大学の真の実力を知る!公開情報をまとめたデータブック刊行~旺文社(2017年10月24日)
- 「つながるドリル」、さいたま市の小学校に導入(2017年10月23日)
- 英語への高い苦手意識、日常的に英語を活用していないことが明らかに
- 小学校低学年向けプログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ」が無料で配信開始されています(2017年10月21日)
投稿者 kksblog : 2017年07月10日 17:08