●フィンランド外務省発の絵文字が世界的ヒットに! (2017年07月03日)
フィンランド外務省発の絵文字が、世界的にヒットしています。
フィンランド外務省が世界で初めて公式絵文字スタンプを発表したのは、2015年12月でした。
今年6月初旬には新作をリリースし、フィンランド特有の感情や言葉、習慣や自然を面白おかしく表した絵文字コレクションは、全部で62となりました。
日本で生まれた「絵文字」は、若い世代にとってもアピールができ、モバイル機器にも打って付けのアイテムです。
フィンランド外務省は、2015年、「オンライン上のクリスマスカレンダーに採用したら楽しいのではないか」と直感し、Hasan&Partnersのアートディレクターであるブルーノ=レオ・リベイロといっしょに、外務省が運営するThisisFINLANDサイトのクリスマスカレンダー用絵文字をデザインしました。
これが世界中で話題になり、2016年5月には「夏の絵文字コレクション」を発表しました。今年は2月、6月に最後となる絵文字を送り出しています。
フィンランドを表す絵文字の典型的なものとしては、たとえばサウナやオーロラ、ノキアやサンタクロースなどで、ユニークなものには、ヘドバン、育児パッケージ、黒いゴールド、バス停などがあります。
ヘドバンとはヘッドバンギングのことで、フィンランドには人口比率からして世界一ヘビメタバンドが多く、ヘビメタバンドのライブで頭をリズムに合わせて激しく上下に振る動作です。
また、育児パッケージは、赤ちゃんを迎える家庭すべてに国から贈られる赤ちゃんグッズセットのことで、黒いゴールドは、フィンランド人は大好き、それ以外では「世界一まずい飴」として疎まれるサルミアッキのことです。
バス停については、他人のプライバシーを尊重して距離を保ち、自分もそうしてほしいという願望から、フィンランド人は距離を空けてバス停に並ぶからです。
フィンランド外務省でパブリック・ディプロマシー部門を率いるペトラ・セーマンは、「絵文字を始めた理由」として、フィンランドは機能的且つ楽しい国でもあり、デジタル先進国でもあることを知ってほしかったとしています。
絵文字発表後は、たくさんの賞や協力の申し出、絵文字のアイデアが舞い込み、世界的なヒットでSNSや従来の媒体を通して、約240万人に行き届いています。
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投稿者 kksblog : 2017年07月03日 17:51