●小さな科学のスペシャリストを育てる ジュニアドクター育成塾 (2017年06月19日)
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)では、次世代人材育成事業として、「ジュニアドクター育成塾」を開始しました。このプログラムでは、理数・情報分野において、特に意欲や突出した能力を有する小中学生を発掘し、さらにその能力を伸長させる体系的育成プランの開発・実施を行うことを支援します。
平成29年度の採択機関は、仙台高等専門学校、筑波大学、東京大学、株式会社リバネス、金沢大学、鳥取大学、鳴門教育大学、愛媛大学、長崎大学、琉球大学の10大学・学校等です。今後、各大学は準備が整い次第、小学校5年生〜中学校3年生を対象に
「ジュニアドクター育成塾」は、平成24〜28年度に実施していた「次世代科学者育成プログラム」の発展形で、5年計画で実施されます。各地域において意欲のある小中学生の応募を募り、各種講義、講演、少人数での実験、最先端施設の見学、倫理・社会における科学の役割など、科学の基礎を徹底的に学習し、科学技術人材としての基盤を構築します。また、多様な分野の受講を経た後、特に興味を持てる分野を発見していきます。
さらに、特に意欲・能力の高い小中学生に対しては、配属する研究室とのマッチング、研究・論文作成における教員等の個別指導、各種機会での発表等により、創造性・課題設定能力・専門分野の能力を伸長していきます。その中には、各地域の卓越した子どもによる合同合宿・研究発表会を実施、地域や専門分野を超えて、小中学生が集い切磋琢磨する機会の提供など、全国規模のイベントも考案されています。
今回選ばれた企画について、その特徴と、募集地域など詳細が公表されています。大木はその大学などの近隣からの募集となりますが、ネット受講によって全国から応募できるものもあります。科学に夢中になれる子が、その能力を活かし、伸ばすチャンスではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2017年06月19日 17:50