KKSブログ: 公立学校施設の空調設備設置状況について～文部科学省

文部科学省が、公立学校施設の空調（冷房）設備設置状況についての調査結果を公表しました。

全国の公立学校施設を対象に、平成10年度よりおおむね3年に一度、普通教室及び特別教室の空調(冷房)設備の設置状況を調査しています。

調査結果より、公立小中学校における普通教室・特別教室の全保有室数820,532室のうち、空調（冷房）設備を設置している室数は342,267室で、設置率は、41.7％（前回29.9％、11.8ポイント増）であることがわかりました。

体育館、武道場等の全保有数33,966室のうち、空調（冷房）を設置している室数は406室で、設置率は1.2％でした。

その他の学校種における設置率は、幼稚園58.3％、高等学校49.6％、特別支援学校74.5％で、いづれも前回より増加しています。

都道府県別にみると、北海道はほぼ0％、沖縄県はほぼ100％と、気候の違いで大きく異なるのは当然のことですが、近隣都道府県と差がある地域もあります。快適な学習環境を提供するためにも、必要な地域には設置が進むといいですね。

教育家庭新聞社Web