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「スタディサプリ」を活用した東京都渋谷区立小・中学校でのアダプティブラーニングの実証実験結果が出ています (2017年04月29日)

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「スタディサプリ」を活用してのアダプティブラーニング実証実験結果が出ました。実証実験が行われたのは、東京都渋谷区立小学校・中学校です。両校とも、学習意欲の向上、学力の向上がみられた結果となりました。

渋谷区では、 2017年度に区立の全小・中学校において、児童・生徒・教師に1人1台のタブレットを配備することが決定されました。また「渋谷区実施計画2017」 においても、学校教育の充実やICT教育の推進などが宣言されています。

「スタディサプリ」は、教育環境格差の解消を目指して2011年より始まったサービスで、月額980円(税抜)で実力派講師によるオンライン講義動画が見放題となっています。

その「スタディサプリ」が、 2016年5月より株式会社NTTドコモと渋谷区教育委員会によるタブレットを活用した「新たな学び」共同実証に参加していました。

渋谷区立代々木山谷小学校の5年生には、算数において2016年4月より家庭学習および朝学習にて「スタディサプリ」を学習教材として利用してもらい、学習意欲・学力向上の調査を行いました。

また、渋谷区立鉢山中学校の2年生には、数学において2016年11月より到達度テストを受けてもらって生徒個別の苦手分野を把握した上で、家庭学習でのドリル学習と動画視聴を行てもらいました。学び直し教材としての「スタディサプリ」の活用にて「スタディサプリ」単独での実証実験を行ったこととなります。

実証実験では、学習履歴から人工知能で生徒一人ひとりの「苦手ポイント」を特定し、「苦手克服レコメンド」 として、今、復習すべき講義をそれぞれに提供する「アダプティブラーニング機能」を両校で活用したことが、このたびの実証実験の大きな特徴です。

「スタディサプリ」の利用は現在も続いており、生徒は自分専用の学習プランに取り組むことから、全体の学力向上がみられる結果となりました。

自分で自分のことを把握できるきっかけをつくってもらえるのは、いいことですね。




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投稿者 kksblog : 2017年04月29日 05:17


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