●楽しく学べるワークブック「親子であそぼ!!遺伝子るんるん学び帳」 (2017年04月20日)
東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は、未来型医療を築いて東日本大震災の復興に取り組むために作られました。「個別化医療」と「個別化予防」の発展を目指すとともに、バイオバンクを作り、世界にさきがけた新世代の医療を作り出そうとしています。
ToMMoのゲノム医学普及啓発寄付研究部門の活動として、子ども向け遺伝教育ツールのワークブック「親子であそぼ!!遺伝子るんるん学び帳」を発行しました。「遺伝」について接する機会が少ないと思われる小児期から、興味や関心を持ってほしいという考えから、遊びながら学べる遺伝教育ツールとして、平成27年から作成されてきたものです。
このワークブックは、4種類のワークシート(生き物と遺伝子の数、DNA、セントラルドグマ、体質)とそのワークシートに対する解説で構成されています。2枚の絵の中から異なる知識を身につけられるように工夫がされています。解説のページは、それぞれのテーマについて絵本のように親が子供に読み聞かせることで、親子で「遺伝」に関する知識を高めることができます。
ToMMoはワークブックについて、ToMMoの地域支援センターや医療機関、ToMMo主催のイベントに来た子どもとその家族に遺伝教育ツールを配布し、ツールに対する子どもの反応と家族の興味・関心を調査しました。その結果、主に幼児から小学生の子どもがワークシートを面白いと感じる、という結果が出ています。
ワークブックは無料配布しており、東北大学東北メディカル・メガバンク機構に問い合わせて送ってもらうことができます(送料は自己負担・なくなり次第終了)。大人でも「遺伝」について、中高生の頃に勉強した覚えはあるけど、よく覚えていない…という人が多いのではないでしょうか。子どもにワークブックを読み聞かせながら、自分も学び直せるいい機会かもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2017年04月20日 06:59