●タブレットで補習授業! オンライン授業を活用した学力向上支援を開始 (2017年04月19日)
学校法人飛騨学園、株式会社NTTドコモ東海支社、株式会社リクルートマーケティングパートナーズは、2017年4月13日より、高山西高等学校にてタブレット端末とオンライン授業を活用した学力向上支援を開始します。これまでも飛騨学園が運営する高山西高校は、学力向上のために生徒が教室に集まってオンライン講座を受講する補習授業を行ってきました。
今回の取り組みは、高山西高校の生徒へリクルートの提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」に用途を限定されたタブレット端末を配布し、ドコモの高速ネットワークLTEの通信を利用することで、学校内だけでなく帰宅後の自宅などでも質の高い補習授業を受けることが可能となり、場所や時間を選ばない学習環境の提供を通じて、生徒のさらなる学力向上を目指すものです。
タブレット端末を配布するのは高山西高校の1~3年生の生徒約230名と教員約30名です。
先生はオンライン講座で生徒が学習した補習内容を踏まえた授業の進行が可能となり、生徒は補習内容について先生に質問が可能となるため、先生の授業とタブレット端末の補習授業の相乗効果が期待されます。さらに先生からは生徒の学力向上のための効果的かつ効率的なタブレット端末の活用方法の意見収集を随時行い、今後のさらなるタブレット端末の活用方法の検討につなげていくという展望を持っています。
さらに学び直しから難関大学進学まで、幅広く生徒の学習ニーズに応えていけるよう、全校生徒へのタブレット端末配布拡大を検討する予定です。またタブレットも「スタディサプリ」専用から、授業においてインターネットを利用した検索学習やアクティブ・ラーニングへの活用、他行との授業交流、先生からの課題配信や保護者への連絡など、幅広く活用することも検討しています。
タブレットを補習授業に利用することで、生徒たちが学習する時間や場所を選ぶことができ、さらに先生たちが生徒の学習状況や習熟度を把握することができ、一人一人への目配りがこれまで以上に行き渡ることも期待できそうですね。
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投稿者 kksblog : 2017年04月19日 22:09