●環境教育の協働授業づくり実現に向けたハンドブックを作成~愛知県 (2017年03月27日)
愛知県では、学校での環境教育において事業者・NPO等との連携・協働を促進するための手引きとして、『環境教育 協働授業づくりハンドブック』を作成しました。
環境教育を行う際、学校の中だけではできない実践的で実感を伴った学びを実現するためには、社会の課題解決に取り組む事業者・NPO等が、専門的な知識や技術等を生かして学校と授業を一緒につくり上げる「協働授業づくり」が効果的です。
ハンドブックは、実際に社会の課題解決に取り組む事業者・NPO等の人が、専門的な知識や技術等を生かして学校と授業を一緒につくり上げることにより、子どもたちが学んだことを生活や社会に結びつけて行動できるようになることを、事例を通して分かりやすく紹介していて、教員・保育者向けと事業者・NPO・高等教育機関・行政等向けの2分冊となっています。
愛知県環境学習等行動計画(平成25年2月策定)に示す「協働取組のガイドライン」として作成したものです。内容については、県内の連携・協働事例を対象としたヒアリング調査結果等を基に、平成28年2月から12月にかけて愛知県環境教育等推進協議会で検討しました。
教員・保育者向けは、手軽に依頼できる講師・プログラムの紹介、児童・生徒の深い学びにつながった事例の紹介、協働で授業をつくり上げる際の留意点等をまとめたチェックシートで構成されています。
子どもたちが新しい時代を切り拓いていくのに必要な資質・能力を育む有効な方法の一つとして学校外の人材や施設の活用が考えられています。ハンドブックでは、事業者・NPO 等の地域の多様な人々とともに授業・活動を作り上げる「協働授業づくり」に、多くの学校に取り組んでもらえるように、活用しやすい情報や事例を取り上げています。
事業者・NPO・高等教育機関・行政等向けは、事業者・NPO等の強みを生かした授業の事例を通した、児童・生徒の深い学びにつながった成果やポイントの紹介、事業者・NPO等が強みに気づき、協働授業づくりに踏み出すことをサポートするワークシートで構成されています。
協働授業により、環境教育がより向上し、子どもたちの学びにつながることが望まれます。
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投稿者 kksblog : 2017年03月27日 11:09