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「静岡県自治体情報セキュリティクラウド」構築に地元企業が参加 (2017年03月02日)

internet_170302.jpg昨今、公的機関や企業を狙った標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃が増加している中、総務省では、地方自治体における情報セキュリティ対策の抜本的な強化に取り組んでいるところです。その強化策のひとつとして、都道府県と市区町村が協力してインターネット接続ポイントの集約化や高度なセキュリティ監視を行う「自治体情報セキュリティクラウド」の構築を推進しています。

静岡県では、県内の各自治体のインターネット接続を集約し、不正通信などの監視・対策を強化するため、「静岡県自治体情報セキュリティクラウド」を構築することとし、その構築業務を株式会社TOKAIコミュニケーションズに受託することを決定しました。

自治体情報セキュリティクラウドとは、自治体とインターネットとの間に挟まる、いわば関所のような存在で、高度なセキュリティと24時間265日の監視を行います。各自治体からセキュリティクラウドへの接続、セキュリティクラウドからインターネットへの接続の回線を構築し、運用・保守も行います。これにより、各自治体のネットワークやWEBサーバへに対する外部からの攻撃の検知・遮断、逆に内部からの不正通信の検知・遮断がされます。

これまで静岡県と県内の各市町が個別に構築していたインターネットアクセス環境の集約・最適化を行い、通信の監視やログの分析・解析をはじめ、高度なセキュリティ対策が実現されます。TOKAIコミュニケーションズは、これまでに培ったノウハウを活用して自治体のセキュリティ向上を図るとともに、今回の構築・運用を通じて得たノウハウを新たなセキュリティサービスに活かしていくということです。

自治体のウェブサイトやネットワークは、個人情報につながりやすく、また公益性の高いものですので、より高いセキュリティと、万が一のトラブルのときにすぐに動けることが必要となるでしょう。こうした取り組みに地元企業が参加することで、お互いに安全と技術を高めることができる、ウィンウィンの関係が築けそうですね。

「静岡県自治体情報セキュリティクラウド」構築業務を受託~県および県内市町のインターネットアクセスを集約し、高度な情報セキュリティ対策を実現~



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投稿者 kksblog : 2017年03月02日 21:00


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