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黒板全体に投影できるプロジェクター「ワイード」新モデル発表 (2017年02月14日)

wide_20170214.jpg黒板メーカーの株式会社サカワは、ウルトラワイド超単焦点プロジェクター「ワイード」の局面黒板対応モデル「SP-UW360iR」を発表、2017年3月6日より発売開始を予定しています。学校の教室にある一般的な黒板、幅3600mmのものに、ほぼいっぱいの映像を投影できます。画面サイズとしてインチに換算すると120~140インチに相当し、画面アスペクト比は16:6だけでなく、一般的なプロジェクターの投影サイズ16:9と、4:3の投影にも対応しています。

140インチものウルトラワイドの大画面を投影するのに、壁からプロジェクターまで必要な距離は約58.6cm。教室で机を移動させたりする必要がありません。投影する明るさは3,400ルーメン、明るい教室でも使えます。ランプの寿命は約20,000時間、レーザー光源なので長寿命が実現し、一般的なプロジェクターに採用されているランプ高原に比べて輝度劣化が少なく、ランプ交換の手間とコストを大幅に軽減します。

授業に便利な機能もいろいろ付いています。「デジタルスライド機能」は、プロジェクターを黒板の中央に設置するだけで、投影画面(80インチ程度)を左・中央・右へとスライドできる機能です。スライド操作はリモコンで簡単にでき、プロジェクターをスライドさせるために大きな装置を取り付ける必要はありません。また、電子ペンが付属しており、接続したPCからの投影画面を電子ペンでタッチすることができます。デジタル教科書とブラウザなどのコンテンツを2つ並べて、表示することも可能です。

黒板によっては、教室の端に座る生徒にも見やすいように湾曲しているものがありますが、こうした曲面黒板に投影した際の画面の歪みを補正する「曲面補正機能」を実装し、曲面黒板での使用が可能になりました。またPIP-PBP機能により、教師と生徒のタブレットを同時に並べて表示したり、電子黒板と実物投影機を1つの画面上で表示するなど、ワイド画面ならではの使い方が可能になりました。

黒板という、教室の中で最も投影に適したものを端から端まで有効活用できるプロジェクターです。大型テレビやスクリーンのように、教室にないものを新たにもってこなくてもいいし、投影する位置をスライドできることで、広いスペースを有効に使った授業ができそうですね。

ウルトラワイド超単焦点プロジェクタ「ワイード」局面黒板対応モデルを発表



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投稿者 kksblog : 2017年02月14日 23:21


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