●クリエイターを育てるための「クマ財団」 奨学金のエントリー受付を開始 (2017年02月02日)
公益財団法人クマ財団は、株式会社コロプラの代表取締役社長である馬場功淳氏が、「才能を持った人に『いいもの』を作ってほしい」という想いのもとに設立しました。世界で活躍する可能性を秘めた学生クリエイターたちに、奨学金・活動場所・展示機会という創作活動に打ち込むための環境を提供する財団です。
クマ財団では、次代を担う学生クリエイターの活動を支援・助成することを目的とした「クリエイター奨学金」の第1期生のエントリー受付を1月30日から開始しました。さらに奨学金だけでなく、給付開始から最終の成果発表まで、独自のカリキュラムを通じで創作活動を総合的にサポートします。
応募の対象となるのは、2017年4月に、専門学校・短期大学・四年生大学・大学院に在籍する学生、かつ25歳以下の人です。さらに選考のため、自作の作品を提出可能であることが必要です。「クリエイター」のジャンルは「ものづくり全般」、オリジナルの映画・ゲームの製作者、作曲家、画家、作家、漫画家、映像作家、デジタルコンテンツやサービスなどの作り手などです。
選ばれるのは50名、これらの人にはクリエイター奨学金として月額10万円、年額120万円が給付されます。奨学金は給付型で、返還の必要はありません。また奨学金の使いみちに制限はなく、生活費に充てることや、クリエイターとしての成長に結びつく体験のための支出、創作のための場所を借りる費用など、幅広く使うことができます。また、他の奨学金との併給も可能です。
奨学生は、クマ財団主催の行事に参加する必要があります。7~9月にガイダンス、合宿、制作サポート、10月には中間発表会、公表会、ディスカッション、11~12月にはポートフォリオ作成、制作サポート、そして3月にはカリキュラムの集大成として創作物を発表・展示する「KUMA Exhibition」へ出展します。
何から何まで、クリエイターを支える、育てることを徹底している奨学金制度です。生活費として使ってもいい、ということに驚くかもしれませんが、アルバイトなどに時間を取られることがなくなれば、制作に時間を充てることもできるのです。この奨学金制度から、どんな優れたクリエイターが育つのか楽しみですね。
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投稿者 kksblog : 2017年02月02日 01:53