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パナソニックと産業技術総合研究所が「先進型AI連携研究ラボ」が設立しました (2017年02月03日)

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パナソニック株式会社と国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)が、2017年2月1日、「パナソニック-産総研 先進型AI連携研究ラボ」(先進型AI連携研究ラボ)を設立しました。

この連携研究ラボは、加速的・集中的研究開発実現のために2016年4月に制定された産総研連携研究室制度を活用したもので、総合電機メーカーとして企業名を冠する初の研究ラボとなります。研究テーマは「先進の対話技術やロボット技術による業務支援システム、AIのための計算機環境基盤構築」で、産総研 つくばセンターに設置されます。

産総研の情報・人間工学領域では、人と情報が共存する社会を目指した情報技術の研究開発を行っています。特に、ネットワーク上に多量に存在するビッグデータから人間の知的処理を計算機上で実現する人工知能技術、人間の生理・認知・運動などの機能を明らかにし、安全で快適な社会生活を実現するための人間計測評価技術、さらに、介護サービス、屋内外の移動支援、製造業など様々な産業におけるイノベーションを目指したロボット技術を中心に、世界に先駆けた基盤技術の研究開発が行われています。

パナソニックでは、社内外の様々な場面で発生するデータとAI技術を活用し、2016年には、大阪大学と連携して人工知能技術とそのビジネス応用に関する人材開発と強化を目的とした人工知能共同講座を開始しました。

今回、AI技術・ロボット技術の分野での先進的な研究開発を行っている産総研と、民
生から産業まで幅広い分野で事業展開をしているパナソニックの研究部門が、先進型
AI連携研究ラボを設置することで、今後の社会課題・顧客課題解決に向けた研究開発に共同で取り組んでいきます。

具体的には、まず、重要な社会課題の一つである少子高齢化に伴う労働力不足に注目し、健康・介護分野、流通・接客分野において、先進の対話技術やロボット技術による業務支援に関する研究開発を行います。

また、AI技術を応用する上で、アルゴリズムの高度化やデータ規模の増大によって、膨大な計算能力が必要となる課題も生じています。この課題解決に向けた計算機環境に関する研究開発も行います。

人の力だけでは補えない所において、こうした技術が必要になってくる場合を考えると、力を感じますね。



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投稿者 kksblog : 2017年02月03日 07:01


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