●第12回 児童教育実践についての研究助成 対象を決定・公表 (2017年02月23日)
博報財団は、次代を担う子どもたちの豊かな人間性の育成のために、「ことば」「文化」の領域を中心に児童教育の支援につながる活動を行っています。
このたび、第12回「児童教育実践についての研究助成」の助成対象を決定し、発表しました。この事業は、ことばの教育と教育実践の質を向上させる、新しい視点を持つ研究を助成し、その成果が教育の現場に反映され、児童教育の基盤を充実させることを目的としています。今回は応募総数106件のうち、15件の研究が助成対象として選出されました。
最新の第12回助成対象では、「自閉症児における通状況的統計的語彙学習」「読書感想文嫌いを防止する読書感想文作成支援ゲームの構築」「中学生期における『アートと言葉』をテーマとした今日が融合型学習」など、多様なテーマが並んでいます。
これらの選ばれた研究に対しては、2017年4月1日~2018年3月31日の1年間、研究助成を行います。期間終了後、助成対象者は研究成果報告書を提出するとともに、研究成果発表会で発表します。また、助成対象者が希望する場合には、継続助成の申請をすることもできます。対象となるのは、日本の大学・研究機関に所属する研究者、日本の学校・教育委員会に所属する教育実践に携わる人で、常勤・非常勤、年齢、国籍、学位は不問です。
博報財団のホームページにには「研究紹介ファイル」というコンテンツがあります。これは、過去の助成研究からいくつかの研究をピックアップし、応募に至るまでの研究基盤や問題意識、その後の発展や課題、さらには研究のは池に横たわる社会的意義についてもレポートされています。
助成を受けて研究を進めたい研究者はもちろんですが、これまでの助成対象の結果などがホームページから見ることができることから、教育にかかわる人たち、「ことば」や「文化」の教育に興味を持つ一般の人たちにとっても参考になり、興味深いコンテンツではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2017年02月23日 20:16