●インターネットトラブルの予防法と対処法を紹介『インターネットトラブル事例集』 (2017年01月25日)
総務省のホームページに、インターネットトラブルの実例を挙げ、その予防法と対処法を紹介した『インターネットトラブル事例集』が掲載されています。
小学校・中学校・高等学校の教員、情報教育に精通する専門家へのヒアリングを通じて、実際に起きたインターネットやアプリを通じた代表的なトラブル事例を紹介。また、子どもたちが気を付けるべきポイントについても事例ごとに掲載しているので、トラブル防止に役立てることができます。
子どもたちの「賢く安全に使うための知識・知恵」や「ルールを守って使える心」を育むには、
・デジタル機器の利用に関する現状や子どもたちの使い方を正しく知る
・フィルタリングやウイルス対策といった技術(ツール)を使って、子どもの発達段階に応じ、安全なインターネット利用環境を整える
ことを実践することが大切です。
ソーシャルメディアの利用率は、若年層ほど高い傾向があります。主なソーシャルメディアのいずれかを利用している割合は、10代で79.3%にのぼります。オンラインゲームに関する相談件数は、2015年度は4,271件と、前年度に比べて減少しましたが、それでも、4,000件近い相談が年間であります。そして、インターネットの利用に関して家庭でルールを決めていると認識のある青少年と、保護者の間にギャップがあります。学校種が上がるほど、そのギャップは広がっています。
子どもたちは、適切にスマホを取り扱えるだけの十分な知識・経験・判断力などを持ち合わせていない場合があります。特に低年齢の子どもほど、情報モラルの知識などが浅く、トラブルに巻き込まれる可能性があります。フィルタリングはこれらを補うために大変有効です。
総務省のホームページには、ほかにも先生が学習指導要領に沿って、情報モラル教育を行うことができる『インターネットトラブル事例集 指導案』、事例集で取り上げた内容や予防法などを詳細に紹介した『インターネットトラブル事例 解説集』を掲載しています。
便利で楽しいインターネットやアプリ、正しい知識を身に付けルールを守って利用させるようにしたいですね。
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投稿者 kksblog : 2017年01月25日 22:48