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ネット上のコミュニケーショントラブル根絶に向けた情報モラル教育教材「リスクの見積り」編~LINE   (2016年12月10日)

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LINE株式会社が、ネット上のコミュニケーショントラブル根絶に向けた情報モラル教育教材『「楽しいコミュニケーション」を考えよう!「リスクの見積り」編』を公開しました。

LINEでは、2014年4月より、ネット上のコミュニケーショントラブル根絶に向けての情報モラル教育教材の開発・研究を行っていました。教育工学や授業デザインを専門とする国立大学法人静岡大学教育学部准教授 塩田真吾氏と共同での開発・研究です。
 

青少年がインターネットを利用することが増えていくに伴い、学校や家庭において、様々な問題に対する指導が課題となっています。ネットいじめにつながるようなコミュニケーションに関するトラブル、炎上、個人情報の特定につながるような写真の公開、依存につながるようなインターネットやゲームの使いすぎといった問題です。
 
これらの課題に対し、LINEは2014年、情報モラル教育教材『「楽しいコミュニケーション」を考えよう!』を公開しました。この教材は、単にトラブル事例の知識を伝えるだけでなく、子どもたちに「当事者としての自覚」を促すことを目的とした教材です。

その翌年、基本編、悪口編、写真編、使いすぎ編の4つのカード教材を公開しました。この教材は、全国の学校で活用され、学校や教育機関でのワークショップ授業・講演活動等も、これまでに累計3,000件以上実施されました。
 
2016年1月からは、大学の研究機関や東京都および神奈川県の教育委員会との協力で「青少年におけるネット利用実態把握を目的とした全国調査」も行われています。

この調査からも、LINEが最も身近なインターネットサービスの1つとなっていることを踏まえ、このたび公開された新教材では、「当事者としての自覚」の次のステップとして、自ら危険(リスク)を予想し、それらを回避する力を育てる「リスクの見積り」をテーマとした教材の開発となりました。

ワークで使用するカードでは、LINEのグループトークの内容を見ながらリスクを判断していく形式となっています。

教材は、インターネット上からダウンロードでき、教職員向けの指導者用ガイドブック付属で、すぐに授業で利用することができます。

インターネットでのコミュニケーションが現代での課題でもありますね。



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投稿者 kksblog : 2016年12月10日 23:41


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