●大学など教育機関全般へ無償供与『Unity Educational』 (2016年11月14日)
ユニティ・テクノロジーズが、『Unity Educational(教育機関向けライセンス)』を、大学など教育機関全般へ無償供与することを発表しました。
Unityはゲームやアプリケーション開発のためのソフトウェアで、パワフルなグラフィックエンジンと高機能なエディターで美しいゲームやアプリを作成し、迅速にモバイル端末・ホームエンターテイメントシステム・PC・組み込み機器などのマルチプラットフォームに対応させることができます。
Unityを使って2Dゲームを始め本格的な3Dゲームやスマートフォンアプリ、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)コンテンツなど、様々なデジタルコンテンツが作られており、全世界に大規模パブリッシャー、インディースタジオ、学生、ホビイストを含む550万を超える登録開発者がいます。
日本での販売は、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社が取り扱っており、これまでも高校まで無償で提供されてきましたが、今後は大学などを含む教育機関全般が無償提供の対象となります。
日本ではユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの独自の取り組みとして、学生に向けたゲーム開発の全国大会「Unityインターハイ」を実施しています。高校生・高専生以下の学生を対象としたUnityおよびプログラミング技術習得の奨励、才能の発掘を目的として行われるゲーム開発の全国大会で、応募作品はゲーム分野のエキスパート達によって審査され、予選審査を通過した作品はプレゼン発表会に進出します。プレゼン発表会では開発メンバーによるプレゼンが行われ、最終審査を経て優勝作品が決定します。「Unityインターハイ2017」の開催が予定されています。
Unityを使うと、どんな2D/3Dのゲームも作ることができるそうです。無償提供でソフトウェア開発の教育などこれからの教育分野で幅広く役立ちそうですね。
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投稿者 kksblog : 2016年11月14日 19:01