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幼稚園から高等学校までの耐震化の状況は、前年度から2.9ポイント上昇の86.4％でした。幼稚園及び幼保連携型認定子ども園が86.6％、小学校が97.0％、中学校が94.6％、高等学校が84.4％、中等教育学校が98.1％、特別支援学校が100.0％でした。都道府県別にみると、耐震化率1位は静岡県97.0％、2位は秋田県96.1％、3位三重県95.1％、ワースト1位は岡山県67.3％でした。

耐震化の要否を判定する上で必要な耐震診断の実施率は前年度から2.3ポイント上昇の78.6％となりました。

私立大学等の耐震化の状況は88.8％となり、前年度から1.2ポイント上昇しました。耐震化の要否を判定する上で必要な耐震診断の実施率は、前年度から2.5ポイント上昇して84.2％となりました。

屋内運動場等の吊り天井の落下防止対策が未実施の吊り天井を有する屋内運動場等は、幼稚園から高等学校で全棟数の23.7％、大学は48.7％を占めています。1日も早く耐震化対策が行われることを望みます。

平成28年度私立学校施設の耐震改修状況等の調査結果について | 文部科学省